婚姻届提出時の失敗例
婚姻届の提出日は結婚記念日になります。
数ヶ月も前から提出日を決めていた中で受理されなかったら大きなショックですよね。
婚姻届の提出はそれほど難しいことではないですが、失敗してしまう人も多いのが事実です。婚姻届提出時のよくある失敗例をまとめました。
記入漏れなどの凡ミス
もっとも多い事例が記入漏れや記入ミスの凡ミスです。役所に提出する書類で、婚姻届をキッカケに戸籍上の氏や配偶者の有無が変わる重要な書類になります。
記入漏れや記入ミスはシビアに判断され、不備を見逃したまま受理されることはないので注意しましょう。
記入漏れ、記入ミスのよくある失敗事例をご覧ください。
- フリガナを書いていない
- 本籍地が分からなかったので省略した(証人欄含む)
- 住所の番地が住民票と同じではない(1丁目1番地を1-1と省略している等)
- 承認欄の捺印がない
- どちらの氏を名乗るかチェックがない
ここでポイントになるのは、現地で捺印している印鑑があれば、すぐに訂正や書き直しができることです。
婚姻届の提出時は必ず印鑑を持って行くようにしましょう。
時間外でもミスを指摘してくれる?
平日の日中に窓口へ行けば、担当者が簡単な確認をして不備があれば、その場で指摘してくれます。
それでは夜間や休日の時間外はどうなのでしょうか?
時間外で受付するスタッフ(当直)は婚姻届の内容をチェックしません。ミスがないように入念な確認をしておきましょう。
時間外でミスがあった場合は、婚姻届に記入した連絡先へ電話が入ります。すぐに窓口に行って提出すれば、提出日を婚姻日として受理してもらえます。
戸籍謄本を忘れた
本籍地が異なる役所へ提出する場合は戸籍謄本の提出が必要です。
夫が妻のどちらか一方だけ戸籍謄本が必要な状況もあるので、忘れないように注意しましょう。
また、戸籍謄本は管轄の役所でしか発行できません。提出する役場で発行できないものなので、必ず事前に用意しておきましょう。
時間外窓口に迷った
夜間や土日に提出する場合は、時間外窓口を利用する流れになり、大半のケースで時間外窓口は正面玄関から離れた場所にあります。
役所を一周回ったり、人に場所を尋ねれば解決できますが、時間に余裕のない場合は注意しましょう。
なかには、結婚式の当日朝に迷ってしまい、結婚式場から呼び出しがあって、婚姻届を出していないモヤモヤした気持ちで結婚式を挙げてしまう事例もあります。
想定外に時間がかかってしまうことがあるので、時間に余裕がない場合は事前に下見をしておくことをおすすめします。
オリジナル婚姻届でのトラブル事例はある?
ネットでダウンロードしたオシャレなフリー素材の婚姻届や自作の婚姻届を活用した場合、必須項目が漏れていたり用紙サイズが異なれば受理されません。
役所に置いてある婚姻届よりも、自作やネットからのダウンロードをすると失敗リスクが高くなりますが、トラブルに発展した事例はほとんどありません。
婚姻届のデザインにこだわりがある人は、徹底的に下調べと提出前の確認をする傾向があり、失敗する人はデザインに強いこだわりを持っていないことが多いです。
ちなみにオリジナル婚姻届で失敗が多いのは、妻が提出日やデザインに強いこだわりを持っているけど、提出日はいつでもいいと思っている夫に提出や準備を任されてしまうケースです。
失敗したくない気持ちがあれば、婚約者に任せるのではなく自分自身で準備と入念な点検を行うようにしましょう。