
婚姻届は、役所に出向いて提出するのが一般的ですが、忙しくて役所まで行くのが難しい場合などは郵送でも受け付けが可能です。
今回は、郵送で婚姻届を提出する方法と、注意点についてご説明します。
式の準備に追われるカップルや仕事が忙しい人は、郵便での婚姻届提出も考えてみてはいかがでしょうか?
郵送で婚姻届を提出する際にも、一般的な場合と同様、婚姻届(記入・捺印済みのもの)、戸籍謄本が必要です。
各市町村の役場まで取りに行く方法もありますが、インターネットからダウンロードする方法も。
最近ではご当地ものやキャラクターものの婚姻届もありますので、パートナーと話し合って好きな様式を選ぶのも楽しいかもしれません。
ただ、役場によっては受け付けができない様式がある場合もありますので、必ず事前に確認をするようにしましょう。
また、用紙を出力する際はA3サイズで出力してください。
A3サイズ以外では受付をしてもらえませんので、こちらも注意しておいてくださいね。
戸籍謄本は、個人の出生から現在までの戸籍の内容を記した書類です。
発行できるのは、本籍地の役所になりますので、遠方などの理由で直接行くのが難しい場合は郵便のやり取りも可能。
ただし、郵便で取り寄せる場合には、謄本が手元に届くまでに時間がかかるため、1~2週間ほど日数に余裕を設けておきましょう。
特に、入籍日にこだわりがあるカップルは、婚姻届が役所で受理された日が入籍日となりますので、日数の計算はあらかじめしっかりとしておくことをおすすめします。
婚姻届を郵送で提出する際は、通常追跡機能がありません。
そのため、万が一のことが起こったときのために書留郵便にて送付するのが良いでしょう。
簡易書留もしくは一般書留の2種類がありますが、大きな違いは賠償金額です。
簡易書留が5万円までなのに対し、一般書留は10万円までとなっており、料金はそれぞれ簡易書留320円、一般書留435円。
婚姻届に関しては、書類自体は大事なものですが、婚姻届そのものが高額な訳ではありませんので、簡易書留でも十分に役割は果たしてくれるものと思われます。
どうしても気になる方は一般書留でももちろん構いません。
婚姻届は、本人が持参する場合は全国どちらの役所でも受付が可能ですが、郵送の場合には本籍地もしくは居住地へ郵送しなくてはなりませんので注意しましょう。
通常、役所に出向き婚姻届を提出する際は、提出日と受理日は同じ日になるため、入籍日について考える必要はありませんが、郵送の場合は少し違います。
入籍日は、婚姻届を送った日ではなく、役所で受理された日になりますので、「この日に入籍したい」という希望がある場合は、配達日指定をしておきましょう。
料金は平日の指定が32円、日曜・祝日の指定が210円です。
婚姻届を提出する際は、郵送での受付も可能です。
ただし、実際に役所に出向く場合とは違う点もありますので、ポイントを抑えて事前準備をしっかりとするよう心がけましょう。